初収穫の“おもいで酒”に 小林幸子さん「宝石のように美しい実」 山梨・甲州市
【フルーツ山梨】「宝石のように美しい実ね」。演歌歌手でユーチューバーの小林幸子さんは14日、山梨県甲州市のワイナリー「シャトー勝沼」で、白ワインの原料となるブドウ「甲州」を収穫した。たわわに実った房に自らはさみを入れ、果実を手にすると「ずっしりとした重みを感じる」と無事に収穫できたことに喜んでいた。
ワイン好きでブドウ栽培にも興味があった小林さんは、2月に同ワイナリーと提携して約70アールの「さっちゃん葡萄(ぶどう)園」を開園。「甲州」を栽培してきた。
小林さん自身、ブドウを収穫するのは初めて。白ワインにする「甲州」を手に「ワインを飲んでいただいた方に、ほっこりと笑顔になってほしい」と期待を込めた。
同園は来週末までに約1トンの「甲州」を収穫。ワイナリーで醸造後、約1000本のオリジナル白ワインが出来上がる予定。
11月3日の「かつぬま新酒ワインまつり(山梨ヌーボー解禁日)」での販売も計画している。価格は1本750ミリリットルで2500円前後を予定する。