能登の逸品ずらり 買って復興支援 JAグループさいたま
能登半島地震から4カ月が経過したが、石川県産品を製造・販売する多くの事業者の事業継続は、依然として厳しい状況に置かれている。JAグループさいたまが、石川県の特産品を仕入れて販売する企画を埼玉県内のJAに呼びかけ、フェアが実現した。
販売する特産品は「金沢おでん」、加賀レンコンや能登牛のそぼろ、金箔(きんぱく)入り菓子など24品。各JAの販売コーナーに店内広告(POP)やちらしを掲示し、一目で分かるようにした。各店舗で取扱品目や実施期間などは異なる。
JA埼玉県中央会・連合会の坂本富雄会長は「復興に励む皆さんの応援につながってほしい。被災地の一日も早い復興のため、県内一丸となって取り組んでいく」と力を込めた。
JAいるま野の全直売所では、23日からフェアを始めた。JA直販課の山崎由希子主任は「少しでも被災地の力になればとフェアに協力した。商品を買って応援してほしい」と呼びかけた。