続く猛暑、週半ばから西日本中心に大雨 熱中症引き続き注意
環境省は、前線の活発化で猛暑が和らいでも蒸し暑さは続くとして、熱中症対策を緩めないよう呼びかける。
9日は全国914の観測地点の中で30度以上の真夏日が439地点あり、うち35度以上の猛暑日は66地点。最高気温は7月の1位を観測した宮崎県日向市の38・5度を筆頭に、茨城県土浦市37・5度、三重県紀北町37・2度、大分県中津市37度などと続いた。
一方、大陸から延びる梅雨前線が東北にかかり、山形県最上町で1時間雨量61ミリ、松江市で6時間雨量165ミリといずれも観測史上最多を更新。両地域を中心に土砂災害警戒情報が出され、各自治体が避難指示を出した。前線は週末にかけて日本上空まで南下、西日本や日本海側で警報級の雨が降る見通しだ。