20代タイパ疲れ就農に興味60% 共済連調査
20代の農業に対する意識調査として、24年11月1日~4日、インターネットで実施。全国の20代男女1万人から回答を得た。
20代男女の56・1%が「タイパ疲れを感じる」と回答。タイパ疲れを感じる人ほど「あえて手間をかけてやっていることがある」「自給自足をやってみたい」などと答えた割合が高かった。
将来農業をやってみたいと回答した人は20代全体では52・1%。タイパ疲れを感じている人に限ると60・2%に上り、就農への関心がより高くなっている。
将来農業をやってみたい20代男女700人に農業への意識を聞いたところ、「農業と自分のしたいことを両立したい」が33%で最も多かった。
調査結果は、2025年2月28日までの「農作業安全研修実施強化期間」に合わせて公表した。農作業でのけがや事故を防ぐ研修を体験したいかには「そう思う」「ややそう思う」で計78・9%を占めた。