会場彩る農の生け花 愛好会、新聞大会で“魅せる”
農の生け花は、故・横井友詩枝さんが始めた。「農業者のための生け花」を提唱し、出荷できない農作物や農家に代々伝わる用具などを素材にする。本紙では、1974年から横井さんや読者の作品を掲載。現在、毎週金曜日付に読者の投稿作品を掲載する。
今回、8作品を生けた。「めでたい」をテーマにした作品は赤飯、せいろ、シャクヤクなどを用いて同大会を祝った。「初夏のささやき」は、ロシアによる侵攻を踏まえ、ウクライナの国花・ヒマワリと糸車などを素材にして平和を願った。
グループの代表・矢ケ崎静代さん(73)は「足元にある平和を大切にしたいとの思いを込めた」と語った。来場者の一人は「女性ならではの視点で“魅せる農業”だ。パワーを感じる」と話した。
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