県産マンゴーPR 5年ぶりに試食も JA宮崎経済連
JAみやざきの平島善範副組合長は「今年も順調な生育となった。自信を持って消費者に売り込んでほしい」と市場関係者にアピールした。
新型コロナウイルス対策が緩和されたことを受け、5年ぶりに試食も配布した。試食をした買参人は「甘さが濃厚で今年も完璧な味だ」と話した。
宮崎経済連によると、今年の系統生産量は917・6トンを計画する。栽培面積は前年比で微減したが、出荷量は同4%増を見込む。5月まで出荷する作型の生育は、暖冬傾向と日照が確保されたことで前年よりも1週間ほどの前進傾向。出荷ピークは、5月中旬~6月中旬で、9月上旬ごろまでの出回りを予定する。品質は良好で平年よりも糖度が高く、「太陽のタマゴ」の合格率は「高かった前年並みになりそうだ」(同)と期待する。
同日行われたせりでは、最高値が前年と同額の1箱(1キロ化粧箱)10万8000円を付けた。