野菜小売価格 キャベツ6割高 入荷減で品薄感強まる
キャベツは前週比3%高で、8週連続の上昇となった。市場では大型連休後の増量が見込まれていたが入荷は伸び悩み、需給が逼迫(ひっぱく)。小売価格も上昇が進み、2分の1カットでの販売が増えているとみられる。
同じ結球類のレタスは、平年比47%高ながら前週から8%下落。ニンジンも前週比2%安で、2カ月以上続いていた上昇が止まった。後続産地が増量し、徐々に値頃感が出てくるとみられる。
果菜類も、前週比はキュウリが5%安、トマトも3%安。共に平年比では大きく上回るものの、上昇には一服感がみられる。
各都道府県10店舗ずつ、全国470店舗を調査した。