「ロボデックス」東京で開幕 最新自動運搬機AI機など続々
京二(東京都千代田区)は、スウェーデンのTAWI社製の「イージーリフト」を出展した。空気を吸い上げて真空状態にすることで、最大250キロの荷物を吸着・搬送できる。吸着部分を取り換えれば、米袋などさまざまな形状に対応できる。50キロの荷物を持てるタイプで価格は400万円前後。
Doog(茨城県つくば市)は、人を追従して自動走行する運搬ロボット「メカロン」を展示した。傾斜やぬかるんだ道でも走行できるクローラー型で、荷台は幅60センチ、長さ80センチ。防水防じん性で、クローラーの泥を落とすため水洗いもできる。価格は200万円から。
SSI(静岡県浜松市)は、台湾のTechman Robot社製のアームロボット「TM ROBOT」を紹介した。AIでコンテナなどに不規則に詰め込まれた物の中から大きさや色を認識し、自動選別できる。農産物では、変色したものだけを排除したり、大きさごとに振り分けたりできる。AIを搭載したロボットの価格は約600万円。
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