JA管内では、10戸がウナギの養殖を手がけ、そのうち4戸は水田や果樹などの農業とウナギの養殖を兼業する養鰻(ようまん)農家だ。
「県産のウナギを多くの人に食べてほしい」との思いからJAでは毎年この時期に、職員が自ら焼いて、組合員など関係者に販売する。今年は約10人の職員で2日間かけ、約1200尾分をかば焼きにした。
焼く工程を担当したJAの長尾崇弘さん(38)は「今年は身が大きく食べ応えがある。暑い夏は地元産のウナギを食べて乗り切ってほしい」と笑顔で話す。
国土交通省は2025年度、都市と農村など二つの地域を往来する「二地域居住」の支援を本格化する。自治体から「特定居住支援法人」に指定されたNPO法人やJA、農業法人などの民間事業者が行政と連携して行う... 続きを読む