韓国向け食品輸出好調 上半期は過去10年で最高
韓国向け食料品輸出はこの10年間200億円台で推移していたが、24年は300億円台に乗せた。21年以降は4年連続で2桁の伸び率となり、22、23年は通年で欧州連合(EU)向けを上回った。
果実・野菜類などは同14・4%増の40億円となり、伸び率は肉類・魚介類より高い。24年上半期の野菜類で金額が最も多かったのは播種(はしゅ)用の野菜の種で同17・4%増の2億円だった。
食料品で最も金額が大きかったのは飲料水・アルコール類などで、同62・6%増の232億円。文在寅政権下の「ノージャパン」運動で不買対象となったビールなどが盛り返した。