「JAL和牛お土産サービス」と称し、両空港発の米国線とシンガポール線計14路線17便で展開する。
旅行客は、搭乗の48時間前までにJALの公式産直サイト「SORAKARA OTODOKE」で和牛を注文。搭乗日に空港カウンターで受け取り、そのまま手荷物で預けられ、海外に持ち運べる。手間がかかる申請手続きが不要で、現地で買うより2、3割安く購入できるという。
インバウンド(訪日外国人)の他、海外商談時の手土産を必要とする日本人のビジネス利用なども見込む。
同様のサービスは、JAL系列の格安航空会社「ZIPAIR Tokyo」が1月に先行して始めた。今回のサービス開始で、JALグループ全体での取り扱いは計19路線22便に拡大した。
ZIPAIRのサービスは1カ月当たり40~50件の利用、約150万円程度の売り上げがある。JALの対象運航便数はZIPAIRの3倍あるため、利用件数・売上金額ともに3倍を目指す。
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