酎ハイでハッサクPR 農林中金と和歌山・JA紀の里、宝酒造と連携し新商品
同社は全国の農産物などの個性や特徴を生かした酎ハイブランド「寶CRAFT」(タカラクラフト)を展開。新たな原料を使った商品開発に向け、農林中金が同社と同JAを仲介した。
ハッサクの生産量は和歌山県が全国一。うち6割を紀の川市が占める。同JAは原料供給で知名度やブランド力の向上を目指す。
酎ハイには果肉だけでなく果皮も活用。農林中金は「余すところなく使うことで、生産者の所得増大につなげたい」(営業第四部)とする。
商品名は「寶CRAFT 和歌山産紀の川はっさく」。8日から同県を中心に一部地域で通年販売する。参考小売価格は瓶入り1本(330ミリリットル)338円(税別)。