政府は１３日の臨時閣議で、第２次石破内閣の副大臣・政務官人事を決めた。農水副大臣はいずれも自民党の笹川博義氏（衆・群馬）と滝波宏文氏（参・福井）を起用。農水政務官は公明党の庄子賢一氏（衆・比例東北）を再任し、新たに自民党の山本佐知子氏（参・三重）を充てた。

　笹川氏は群馬県議会議員を経て国政入り。衆院農林水産委員長や環境副大臣を歴任した。滝波氏は元財務省職員。参院農林水産委員長や党水産部会長を務めた。

　庄子氏は宮城県議会議員から国政入り。衆院農林水産委員を務めた。山本氏は銀行勤務などを経て政界に入り、党水産総合調査会幹事を務めた。

　前農水副大臣の鈴木憲和氏（自民、衆・山形）は復興副大臣に、元農水副大臣の武部新氏（自民、衆・北海道）は文部科学副大臣に、元自民党農林部会長代理の宮路拓馬氏（衆・比例九州）は外務副大臣に就いた。