[活写]ひっそり満開
同施設は、前身の中央協同組合学園から引き継ぎ、53年の歴史に幕を下ろす。本館の周囲の桜は毎年、新入生を出迎えてきた。
JA組織の中核となる人材を、2000人以上輩出。今年3月、同地で最後の卒業生23人を送り出した。センター機能は東京・大手町のJAビルに移る。施設はやがて解体され、桜の木も伐採されるという。
同学園の11期生で、解体まで施設管理を担当するJA全中教育部の久保信春さん(64)は「全国から集まって寝食を共にした仲間は、家族のようなもの。施設がなくなるのはやっぱり寂しいですよ」とつぶやいた。(仙波理) 動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。
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