[活写]好プレーに“ネギタッチ”(動画あり)
長ネギ産地の埼玉県越谷市に本拠を置く男子バスケットボールBリーグ「越谷アルファーズ」のサポーターは、特産のネギをかたどった応援グッズでエールを送る。
名前は「ネギばんばん」。ネギに似せた長さ35センチ・太さ5センチの樹脂製のバットだ。チーム名は紫の結束テープを模した部分に記すなど、産地らしいこだわりを込めた。
得点したときや好プレーが出たときに、観客が打ち鳴らして応援。ホームゲームではスタンドはさながらネギ畑になる。チームが特産のネギのPRと、新型コロナウイルス下での新たな応援方法として考案した。
試合会場やチームの通販サイトで2本一組1200円で買える。1月の発売から3月までに700組以上売れた。チームの上原和人副社長は「売り上げの一部は子ども食堂にネギを届けるなど、地域貢献に使いたい」と意気込む。(木村泰之)