福井県産のブランド米「いちほまれ」を原料の３割に使った。約１２０年の歴史がある日本酒製造の越の磯（福井市）が開発した。

　日本酒造りのための清酒酵母を、ビール酵母と併用して醸造する。すっきりとした味わいと切れのある喉越しに加え、ふんわりと日本酒の香りを楽しめるのが特徴だ。越の磯は「日本酒に合う食事を選ぶと、おいしく組み合わせられる」と薦める。

　１本（３３０ミリリットル）５５０円。アルコール分は５％。福井駅前の「かがみや」など、主に県内の土産物店で販売する。

　問い合わせは越の磯、（電）０７７６（２２）７７１１。

▶特集「一村逸品大賞」表彰

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　農村の優れた加工品を紹介する日本農業新聞の企画。2006年に商標登録した。産地の振興を目的としている。年間を通じて掲載された加工品の中から特に優秀なものは一村逸品大賞として表彰している。