「私の中ではダイヤモンドと同じくらい価値がある。健康と美容に欠かせないお米を、一緒にたくさん食べましょう」――。ＪＡグループお米消費拡大アンバサダーを務める、乃木坂４６の元メンバーで俳優の松村沙友理さん（３０）が２２日、就任２年目を迎えて開かれた記者発表会で、米への思いを語った。

　記者発表会はＪＡ全中が東京都千代田区で開いた。松村さんが収穫した米をプレゼントする企画を公表した。

　松村さんは、一度の食事で多いときには３合の米を炊くという無類の米好き。８月に千葉県で自らコンバインを運転して稲刈りを体験した。「収穫の喜びおすそ分けキャンペーン」と題し、松村さんが収穫した「粒すけ」２キロを抽選で５００人にプレゼントする。

　「お米ソムリエ」「白米ソムリエ」の資格を取得して米への知識も深めている松村さん。「収穫して一粒一粒が、とても手間をかけて育てられていると実感した。体験してお米を食べるとよりおいしい」と強調した。

　全中の中家徹会長は「今後も松村さんとタッグを組み米の魅力と素晴らしさを伝え、さらなる消費拡大に取り組みたい」と話した。