「災害級の暑さ」続く 週末は豪雨も厳戒 三重で40度目前記録
気象庁の全国914観測地点のうち30度以上の真夏日は650地点、うち35度以上は162地点と今年最多を更新した。最も気温が高かった松阪市は39・7度と観測史上1位を記録。福井県小浜市38・9度、高知県黒潮町38度、兵庫県豊岡市37・9度などと続いた。
環境省は5日、今年最多の21都府県に熱中症警戒アラートを発出。6日も11県に警戒アラートを出した。
気象庁によると、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なる「ダブル高気圧」が週末も続くが、来週は梅雨前線が再び南下してくる見通しという。
農水省などは熱中症対策として、(1)高温時は作業を避ける(2)作業は複数で行う(3)喉が乾かなくても小まめな水分補給と適度な休息(4)体を締め付けない涼しい服装(5)日頃から栄養バランスの良い食事--を求めている。