[パリ五輪]フェンシング・飯村、フルーレ団体期待 組合員の祖父も応援
6歳から競技を始めた飯村選手は、北京五輪とロンドン五輪の元銀メダリスト・太田雄貴さんのコーチを務めた父、飯村栄彦さん(47)の熱い指導を受けながら、憲一さんが丹精して作ったナスやトマトなどの野菜を食べて育った。
栄彦さんは「悔いのないように励んでほしい」と現地から声援を送る。
飯村選手は慶応義塾大学に在学し、世界ランキングは個人9位(2024年7月1日現在)。今年5月に中国で開催されたグランプリ大会では個人3位にも輝いた。フルーレ団体は、前回大会の東京五輪では4位となったが、昨年7月にイタリアで開催されたフェンシング世界選手権2023では優勝した。
29日の男子フルーレ個人では惜しくも敗れたものの、8月4日の団体では心機一転、日の丸を背負い金メダル獲得を目指す。