24年の電子版 読まれた記事は
分析ツールを使い、記事が掲載されているウェブページの閲覧回数を調べました(紙面ビューアを除く)。電子版の記事は、紙の新聞とほぼ同じタイミングで配信しています。首位は、電子版独自に米の需給状況をまとめた記事です。すでに逼迫傾向だった6月の段階で、米の価格や消費、販売状況、24年産の生産見通しなどの記事を一つのページにまとめ、関連記事の概要がまとめて読めるようにしました。見出しをクリックすると、元の記事ページがすぐに閲覧できる、電子版ならではの機能も生かしました。



4位は、1月に発生した能登地震で被害を受けた「白米千枚田」の地震前後の空撮写真を比較した電子版独自記事です。写真を拡大すると、地震で生じた亀裂がよく分かります。こうした独自記事は電子版購読者以外にも公開しています。電子版日本農業新聞では、今後も電子版の機能を生かした記事を配信していきます。

動画の視聴回数トップは
記事内容をより分かりやすく伝えるため配信している動画のランキングもまとめました。トップ3は、毎週動画とともにお届けしている「おまかせ菜園フクダ流」が独占しました。育苗や採穂といった作業の要所を福田俊さんが解説。農作業の手順の具体的な説明は、動画との相性も良く、閲覧数が伸びています。 ドローンによる空撮を使った動画も注目を集めました。高知県仁淀川町で満開の花桃を映した動画(5位)では、里山を彩る白やピンクの花が春らしさを感じさせます。 7位は、大酪農地帯・北海道中標津町での牧草収穫の様子を撮影しました。広大な牧草地で大型機が少しずつ収穫していく様子を上空から捉えています。
4位は12月19日に公開されたばかりですが、トラクターで持続可能な農業を訴えた取り組みへの関心は高く、急激に閲覧者が伸びています。こうした動画配信を通じ、より多くの人に農家の思いを発信しています。
