[鹿児島全共]鹿児島が6区優等賞1席 「脂肪の質」7区は宮崎(動画あり)
6区は、同じ種雄牛を父に持つ生体の雌牛4頭(種牛群)と去勢肥育牛3頭の枝肉(肉牛群)の両方を審査。鹿児島県はどちらも2位となり、総合成績で初の同区優等賞1席となった。
種牛群に出品した南大隅町の鶴田くみさんの夫で、引き手を務めた洋行さん(46)は「前回を上回る成績を目指して、みんなで頑張ってきた。胸を張って帰りたい」と語った。種牛群は宮崎県、肉牛群は島根県が1位だった。ただ、主催の全国和牛登録協会は順位発表後の記者会見で、6区の順位が変わる可能性があると説明した。
7区は21道県が出品した。和牛肉の風味や口溶けに関わるとされる「脂肪の質」を重視して評価した。新たな和牛改良の方向性として示し、大会テーマ「和牛新時代」を体現する区と注目されていた。
宮崎県代表の一人、小林市の馬場牧場・馬場幸成さんは「一番狙っていた賞。素晴らしい子牛を生産してくれる繁殖農家の力があってこその受賞だ」と喜んだ。
鹿児島全共は10日に最終日を迎える。種牛の部、肉牛の部でそれぞれ最高位となる名誉賞を選び、閉幕する。
全共 10日の予定
〇上位入賞牛パレード
〇名誉賞決定
〇閉会式
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https://www.youtube.com/watch?v=KuCrw9_N_vs