「適正価格」人気アニメで理解促進へ 農水省が動画
この作品は昔話など名作ゆかりのキャラクターの学園生活を描く。2022年まで子ども向けテレビ番組内で6年間放送し、ユーチューブでも人気を集める。
動画は8本。牛乳や肉、卵、茶、豆腐、もやしなどをテーマに、1回2分弱のアニメで生産コスト上昇の理由を解説する。
牛乳の回では、牛に扮(ふん)したキャラクターが酪農の現状を紹介する。飼料が値上がりし、搾乳ロボットなどの機械にも電気・燃料代がかかっていると説明。「牛乳の適正価格も見直す時」と呼びかける。
同プロジェクトでは、主にインターネット上で農家や食品メーカーの現状を消費者に伝えることを目指している。動画は「あはれ! 名作くん」のユーチューブチャンネルで見られる他、プロジェクトのウェブサイトにも近く掲載する。