ＪＡ全農は２０日、国産脱脂粉乳を使ったプロテインを発売した。全農のブランド「ニッポンエール」の商品で、湯に溶かして飲む「スーププロテイン」。北海道産の原料を使い、コーンスープなど３種類を展開する。市場が伸びているプロテインに脱脂粉乳を活用し、生乳の消費拡大を後押しする。

　武内製薬（東京都品川区）のプロテイン「ＴＨＥ　ＰＲＯＴＥＩＮ（ザプロ）」とのコラボ商品。両者は昨年、国産ホエー（乳清）を使ったプロテインを開発した。今回がコラボ第２弾。

　スーププロテインは、体を冷やさずにタンパク質を摂取したい消費者からのニーズがある。脱脂粉乳の他、タマネギやスイートコーン、小豆のパウダーといった原料も北海道産を使う。

　全農は「食事の中の１品としても、おいしく手軽にタンパク質を補うことができる」（全農営業開発部）とアピールする。１袋６００グラム入りで３３８０円。武内製薬のオンラインショップやアマゾン、楽天などの電子商取引（ＥＣ）サイトで購入できる。

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