受講生の皆さんは自国で和牛を取り扱っている方ばかりで、カッティング実習時の眼差しは真剣そのものでした。調理実習の際には和牛のことだけにとどまらず、ソースや出汁、日本の野菜や香辛料についての質問も多く飛び交い、今日勉強したことを帰国してからすぐにでも活かしたいという気持ちが伝わってきました。
閉講式で修了証を授与したときは、皆さん大変喜んでくれて、講師との記念撮影に列ができるほどでした。今日のセミナーを受講した海外のエンドユーザーの方々は、これまで扱ってきたロイン系アイテムだけでなく、日本産和牛は肩やばら、もも部位もナイフさばき次第で立派に活用できることを確信したことと思います。この方々が帰国後、さらに多くの和牛を日本から輸入し、販売、提供してくれることを大いに期待します。
当日は地元の群馬テレビの取材もあり、さっそく夜のニュースで放映されました。ご興味ある方は下記のURLからご覧ください。
海外のシェフらが和牛のカッティング学ぶ 群馬・玉村町-群馬テレビ
https://nordot.app/1071364328694186972
公益社団法人全国食肉学校
総合養成科第23期卒業
専務理事学校長
小原和仁