原料のソバは、同市産の「あしたか山麓裾野そば」を使用。そば粉8、小麦粉2の「二八そば」で提供している。
31日はメニューを絞って営業するが、通常より多い約120食を予定する。また、持ち帰り用の生そばを販売。30日は店を閉め、1日がかりで予約販売の年越しそばを準備した。
市内では2011年から、富士山麓の耕作放棄地でソバの栽培を進め、22年は15戸が約22ヘクタールで栽培した。ソバは同店や産直市に出荷している。
同店統括の成川弘人さん(64)は「香りと喉越しの良さが特徴。年越しそばを食べて、良い年を迎えてほしい」と話す。
