地域自然の豊かさがかるたに 遊んで学べる 新潟県阿賀町 <JA新潟かがやき 移動編集局>
JA新潟かがやき管内の新潟県阿賀町が、地域の自然の豊かさを子どもに伝えようと制作した、ご当地かるた「阿賀るた」が人気だ。地元の専門家と協力して2022年に「きのこ編」を発売。今年4月には地域内で採れる山菜や木の実をテーマに「春と秋の恵み編」を売り出した。
「あっ!きけん 死んでしまうよ ドクツルタケ」
「きのこ編」の絵札には写真に加え、毒性の強さをドクロマーク、味の良さを星の数で示すなど、子どもの興味を引く要素を取り入れた。「春と秋の恵み編」は、山菜の採りやすさを星で表現。かるたの発案者で町観光振興課の佐藤高博さんは「楽しく学べることを大切にした」と話す。
これまでに小学校や学童保育所に70個を配った。婦人会など地域住民の交流の場や催しで活用されている。町内観光施設や道の駅、農産物直売所の他、町が運営するオンラインショップ「アガマチマーケット」で、1個1500円(送料別)で取り扱う。