市場デビュー目前 「なまはげダリア」総選挙 秋田県
今年で11回目。候補となる未発表品種は、秋田国際ダリア園(秋田市)で年間800~1000育種される中から27品種を厳選した。同県園芸振興課果樹・花き班の太田智主幹は「これまでの品種では少なかったオレンジ系や、家庭向けに人気が高まっている小輪系を意識した」と話す。
過去10年にデビューした24品種も展示する。昨年投票で選ばれ、今年市場販売を開始した「ラブ」と「ピース」もお披露目。「ラブ」はサーモンピンクの丸いデコラ咲きで、既に販売好調だという。
例年、投票の翌年に販売を始めていたが、今後は方針を変更。育てやすさや生産性を重視し、デビューの1年前に試験的に作付けし、県内の最終審査会で市場販売の品種を決めることにした。
県内5JAでは今週から来週にかけて出荷のピークに入る。太田主幹は「ダリアには多様な色、形があり飽きさせない。一輪からでも家庭で飾って癒やされてほしい」と話している。
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