見て香って囲まれて 触れて食べて浸って 国産の本領発信拠点へ 青山フラワーマーケット本店きょうオープン
新店舗は自然がテーマで、天井から観葉植物をつるし、巨大なカバザクラの幹の台に花が咲くように並ぶ。開店記念に17日まで「1万本のローズフェア」を開催。同チェーンが独占販売するバラ「ナンバーファイブ」など240品種を集め、店内をバラの色と香りで埋め尽くす。
品評会受賞花コーナーの第1弾は、「日本ばら切花品評会」で農水大臣賞を受賞した、群馬県の前橋バラ組合の大谷伸二さんの「ナギサウェーブ」を販売する。運営するパーク・コーポレーション(東京都港区)の井上英明社長は「日本の生産者の技術の高さを知ってもらいたい」と狙いを話す。
本店2階では1000種類の花瓶を販売し、花を生けて自宅での飾り方を提案する。併設のティーハウスは、全体を花と緑で飾り、バラのゼリーなど花にちなむメニューを飲食できる。店奥にあるフラワースクールと連携し、花のあしらい方を学んで食事も楽しむ講座を月数回開催する。
内覧会で訪れた都内の会社員の女性(33)は、バラのリース作りと料理の試食をして「香りが素晴らしく、バラを五感で楽しめて幸せな気分になれた」と笑顔で話した。
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