同社が手掛ける動力内蔵のクローラーを、板が長いスケートボードに取り付けた装置で、名前は「キューボード」。稲刈り後のぬかるんだ水田や、雪上といった不整地をスイスイと走り、最高時速は20キロ。20度ほどの斜面も登ることができる。
同社代表の寺嶋瑞仁さん(28)が2015年に試作。雪が多い新潟県での通学を快適にしようと開発した。クローラーと、スケートボードの体重移動で旋回できる性能を組み合わせた。
キューボードの商品化は未定だが、開発した技術を応用し、収穫した野菜の運搬補助や一輪車を電動化する機器の開発に生かした。寺嶋さんは「この技術で農業を楽しく快適にする手伝いをしたい。メダリストにもぜひ乗ってほしい」と話す。
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