ホクレンと北海道米販売拡大委員会は18日、東京都内で2023年産新米発表会を開いた。14年からキャラクターを務めるタレントのマツコ・デラックスさんは「豊穣(ほうじょう)の女神」に扮(ふん)してPRする。
鈴木直道知事と出席したマツコさんは「ゆめぴりか」など4品種の新米を試食。「甘さよりも米の味が強く、おかずの味を引き立てる」とアピールした。
マツコさんは就任当時を振り返り「北海道米が『コシヒカリ』や『あきたこまち』に匹敵するスタンダードになりつつある」と強調。「日本農業を盛り上げるには米が基本。週1回お米を食べる日をつくってほしい」と消費拡大を訴えた。
ホクレンは12月29日まで、環境に配慮して栽培された米60キロが100人に当たる「豊穣の女神からの贈り物キャンペーン」を展開する。米袋にマツコさんのイラストシールを貼って宣伝する。