「男気トマト」SNSで評判 埼玉・手島さん ブランド創出のこつ一冊に
大手出版社、KADOKAWAから発売。同社の編集者が手島さんのSNSを見て興味を示し、トマトジュースを注文したのが書籍化のきっかけだ。
手島さんは20アールで甘酸バランスにこだわったトマトを栽培。「男気トマト」を冠し、直売やインターネット、スーパーのインショップで売り切る。積極的に情報を発信し、交流サイト(SNS)は10万人を超える。メディアなどでも取り上げられた。
手島さんは「農産物を作る教科書はたくさんあるが、どう売っていくかのノウハウ本は少ない。個人農家でも面白い農業ができることを発信したい」とPRする。
書籍は「時代の波を知る」「成功体験をビジネスにつなげる」「自分だけの看板を持つ」など9章で構成し、全176ページ、四六判。価格は1冊1500円(税別)。