日本農業新聞が展開する「一村逸品大賞」の歴代受賞商品を集めた、初の「一村逸品グランプリフェア」が２６日、神奈川県内で始まる。同「大賞」が２０回目となったのを機に、日本農業新聞とＪＡ全農が企画。ＪＡ全農かながわが主催し、県内７ＪＡ１２店舗で１１月１０日まで開く。

　グランプリフェアでは、７ＪＡ（セレサ川崎、よこすか葉山、さがみ、湘南、はだの、かながわ西湘、あつぎ）の計１２カ所の直売所が、販売を希望する過去の受賞商品を選び、数点を販売する。

　一村逸品大賞は、本紙連載の「一村逸品」で紹介した商品から、より優れた物を年に１度表彰している。

　フェアに登場する受賞商品には「帯広大正農協の大正メークインでつくったじゃがバター」（北海道・ＪＡ帯広大正）、「バッハオニオンカレー」（宮城県・ＪＡ加美よつば）、「熟し芋」（鹿児島県・ＪＡあおぞら）などがある。

　全農かながわ生活部の田中雄也さんは「全国ご当地の加工品を集めたこのフェアで、お客様に直売所に足を運んでいただき、楽しんででもらえたら」と話している。

　今後はＪＡなどからフェアの希望があれば、全国で対応する。問い合わせは日本農業新聞普及推進部、（電）０３（６２８１）５８０７。