タキイがボードゲーム製作 野菜の栽培から販売まで学ぶ 「大人も駆け引き楽しめる」
同製品は、サイコロを振ってコマを進めるボードゲーム。ニンジンやキャベツなど、野菜の絵が描かれたコマに止まると、種、芽、花、青果--とコマに描かれた野菜の生育が進む。同時に「水やり」や「草刈り」などと書かれたカードを引いて栽培管理をする。
他のコマでは「猛暑」や「害獣」などの、生育を阻害する出来事が待ち受ける。無事に収穫できた野菜は、ゲーム内で販売してお金に換えられる。
野菜の価格が出荷量によって変わるなど、同社は「大人も駆け引きを楽しめるゲームだ」とアピールする。
ボードゲームを開発した学生は「園芸経験が無い人が、実際に野菜を育てるきっかけにつなげたい」とする。
ボードゲームのプレイ人数は2~4人で対象年齢は8歳以上。価格は、7800円。
同社と京都精華大学プロダクトデザイン学科との産学連携プロジェクトから生まれたZ世代向けの園芸企画第2弾として作成した。(後藤真唯子)