

大空直美さん
おおぞら・なおみ 大阪府出身。声優。「天穂のサクナヒメ」主人公サクナヒメの他、ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のタマモクロスなど出演多数。
衣川里佳さん
きぬがわ・りか 東京都出身。声優。「天穂のサクナヒメ」に登場するココロワヒメの他、ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のナリタブライアンなど出演多数。
大空さん プロのお米と混ぜて、せっかくなので土鍋で炊きました。やっぱり違いは分かりますね。
衣川さん 色が違うんだよね。
大空さん そう。プロはすごい。でもおいしかったな。土鍋の中に点在するうちのお米が一番いとおしく思えました。
衣川さん わが子になるよね。私は自分のお米が分かるよう、炊飯器の端にまとめて入れてプロのお米と一緒に炊きました。やっぱり違いはありましたね。でも育てている時からずっと楽しかったので、今は「次、頑張ろう」って思っています。
――バケツ稲や作品を通じて心境の変化はありましたか。
大空さん サクナヒメたちもやっと収穫できたお米を食べている時、涙するシーンがあるんです。「この時のために育ててきた」という気持ちがすごく分かりました。
衣川さん 何カ月もかけて育てることを思うと、お米への感謝の気持ちが増します。農家の方は本当にすごいですよね。


――田んぼの見え方も変わりましたか。
衣川さん 前より気になるようになりました。秋に黄金色の田んぼを見た時は、すごくきれいで写真を撮っちゃいました。
大空さん 私も敬意を持って見ています。ここで大切に育てられたお米をいただいているのかもと思うと、感謝の気持ちを感じますね。
――農家の方に聞きたいことはありますか。
大空さん 私たちのバケツ稲を監修してもらいたいね。どうして、あんなにぷっくりしておいしいお米ができるか教えてほしい。
衣川さん 肥料のやり方とかオリジナルの工夫を聞いてみたいね。
大空さん マニュアルにない裏技とかね。
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神々の都を追放された主人公の豊穣(ほうじょう)神「サクナヒメ」が発明を司る神「ココロワヒメ」ら仲間と共に鬼と戦いながら稲作にも挑戦し、食べ物を得ていく。
昨年7~9月に地上波で全13話が放送。現在、各種動画配信サービスで配信されている。新たにスマートフォン向けゲーム、続編アニメの制作も決定している。本紙で昨年、スピンオフ漫画「令和のサクナヒメ!ぐうたらっ子稲作奮闘記」を連載。現在はアニメ公式サイトで全4話を公開中。

(C)えーでるわいす/「天穂のサクナヒメ」製作委員会