「いちごさん」熱気球は2018年のブランドデビューに合わせてJAさがが製作・所有するもの。世界選手権日本代表の副島弘壮さん(佐賀市)がこの熱気球で出場することが決まった。江北町でミカンを生産する笹川和朗さんもチームに参加する。
8月下旬、JAの楠泰誠組合長と副島さんらが、山口祥義県知事へ出場を報告した。副島さんは「地元佐賀と『いちごさん』の名を背負って飛べることを誇りに思う。離着陸などで圃場(ほじょう)を借りることもあり、佐賀の農家に感謝している。恩返しになれば」と語った。
気球はイチゴを模した、丸みを帯びた作り。本物のイチゴが浮かんでいるように見え、SNS(交流サイト)映えすると人気だ。
毎年、佐賀市で開かれる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に参加する。5月には市で撮影したマレーシアのドラマ(16カ国で配信)や主演俳優らのSNSにも登場した。