いわて短角牛は、春から秋にかけて親子で放牧されて育つ。ストレスが少ない環境で育つため革の質感が良い。脂肪分が少なく上質な張りがある。
同社は、革靴の原料となる牛革に丈夫さや履き心地など独自の基準を設定。「いわて短角牛レザー」は、国内の牛革で初めて基準をクリアした。
「いわて短角牛レザー」は、革製品を扱う「岩手革」(盛岡市)が手がける。中村俊行代表は「(今回の革靴を通じて)いわて短角牛にかける生産者の思いも一緒に伝えたい」と話す。
初回コレクションは52足限定。ウイングチップ、チャッカブーツの黒、茶の計4種類をそろえた。サイズは24~27センチ。いずれも1足6万6000円。岩手革のECサイトで取り扱う。リーガルコーポレーションの革靴を作る工場がある盛岡市と奥州市のふるさと返礼品への採用に向けて、準備を進めている。
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