2022年11月20日 [活写]壁染める 郷愁の味(動画あり) | 写真・動画 | 活写 | 紙面と連動した動画一覧 Twitter Facebook Line Mail 熊本県高森町の甲斐好夫さん(75)の納屋はこの時期、トウモロコシで埋め尽くされる。地元で「地とうきび」として親しまれる在来種のトウモロコシ。乾燥させて粉などにするため、約8000本が天井や壁につり下げられている。 阿蘇地域ではかつて、冬の保存食としてトウモロコシを干してご飯に混ぜ、米を節約していた。 甲斐さんは、自ら開く収穫祭の目玉にしようと、15年ほど前から続ける。「昔食べた味が忘れられないと言ってくれる人のためにも作り続けたい」と話す。(木村泰之) 活写アーカイブ 日本農業新聞の購読はこちら>>