2023年2月11日 [活写]寒風の恵み (動画あり) | 写真・動画 | 活写 | 紙面と連動した動画一覧 Twitter Facebook Line Mail 秋田県横手市雄物川町西野地区で、特産の干し餅作りが本番を迎えた。鳥海山から吹き下ろす冷たく乾いた風が、サクサク食感の干し餅に仕上げる。 干し餅は、4センチ四方、厚さ6ミリに切った餅を水にさらして凍らせ、つるして2週間以上寒風で乾燥させて作る。地元産の小豆やシソ、カボチャを練り込んだ餅もある。 現在は農家5戸が約7トンのもち米を加工し、JA秋田ふるさとの直売所などに出荷する。 栽培したもち米「きぬのはだ」で干し餅を作る同市の佐藤春樹さん(48)は「寒さが続けばおいしいものができる。揚げたり焼いたりして味わってほしい」と勧める。(木村泰之) 活写アーカイブ 日本農業新聞の購読はこちら>>