JA管内は環境に優しい米のブランド「コウノトリ育むお米」の産地。より環境に配慮した生産を振興するため、同施設を使って、薬剤による種もみ消毒からの転換を進める。
施設では5キロずつに小分けした種もみを、機械が自動で60度の湯に10分間漬けた後、13度以下の水に5分間浸し脱水機にかける。4月下旬までに20品種約57トンを処理し、JAの3カ所の育苗センターに届ける。
JA水田農業振興課の伊澤智嗣係長は「施設導入を機に環境に配慮した技術の拡大につなげたい」と話す。(木村泰之)
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